雨漏りか?→調べたら給水管から水漏れしてました→修理しました

お客様から、「雨漏りしてるから見に来て欲しい」と依頼を受けましてので、現場調査にお伺いしました。

築30年以上と思われる戸建てで、現地で雨漏り箇所を確認しましたら、1階のリビングの入口でドアの木枠付近から雨漏りしてるように見えました。もう何か月も前からこういう状態らしく、最初、玄関の下屋根の板金部分から雨漏りしてるのか?と思いましたが、室内からですのでこの可能性はありません。

次に疑ったのが2階の水回り。洗面台かトイレかな??と思いました。そこで、水道を使用してない状態で水道の元栓のコマを確認しました。急激にコマが回ってる様子はないのですが、ずっと観察していると、なんとなく、本当にゆっくりとですが回っているような、気がしましたので私の目の錯覚かと思ってお客様にも確認して頂いたら、お客様も『そうだね、そんな気がするね』と、おっしゃいました。そこですぐさま、今度は給湯器の配管から圧力をかけてみたら、なんとなく、水漏れしてる兆候がありましたので、1階の廊下付近(2階トイレの下付近)の天井を開口したら、水漏れしてました。

最初、結露かな?思いましたが、保温管を剥いて確認してみたら明らかに給水管から水漏れしてました。開けてびっくりしたのが、なんと天井板、断熱材を伝って、リビング入口の木枠の裏まで水が回り、リビングの室内の壁まで水が回ってました。

 

給水管からの水漏れ

 

保温材を剥いて、給水管を露出させてみたら、給水管から水漏れがかなりはっきり確認できます。断熱材も濡れてます。

 

 

ドアの木枠の水濡れ

水を受けてリビングの巾木とドアの木枠にまで、水濡れが広がってしまっていたようです。

 

お客様と相談して修理しましたが、給水管の破損による水濡れ損害ですので、1階の廊下の天井板、断熱材、ドア枠は住宅総合保険で修理費用を賄えると思います。

補足しますと、住宅総合保険とは、住宅火災保険ではカバーされない損害についても補償がなされる、住宅専用の損害保険のことです。 住宅火災保険の場合は、火災・落雷・爆発・風・雹(ひょう)などの損害をカバーしますが、 住宅総合保険では、それらの補償範囲よりも広く、台風・暴風雨による水害・水漏れ・盗難などについてもカバーします。

今回と同じようなお悩みをお抱えの方、ぜひご相談下さい。

 

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