基礎部分、床下、土台について
基礎は、建物を地盤に固定し、また建物に加わる風圧力や地震力などさまざまな力を地盤に伝えて安定を保つという重要な役割を果たしています。通常、建物の基礎の上には、土台と呼ばれる木材を設けて、アンカーボルトで基礎と緊結しています。
基礎には、床下換気口が設置されていて、床下の湿気を排出するようになっています(寒冷地では、床下換気口がない場合もあります)。
床下換気口のかわりに基礎と土台の間に厚さ2cm程度の石やプラスチック等の板状のものなどを設けて、土台を基礎から浮かすことで床下の湿気を防ぎ通風を可能にするものもあります。
■ 基礎のひび割れなどが原因で家にひずみがでたりする、原因になることがあります。
■ 通気口の周りはよく、ヒビが入りやす傾向にあります。
■ コンクリートは新築当時はアルカリ性で築年数が経つほど中性化して、コンクリートが傷んできて、中の鉄筋が爆裂してコンクリートにクラックや亀裂が入ることがあります。