築40年以上のマンションで発生した漏水トラブル|台所天井からの漏水原因を特定
1.漏水発生概要
2025年12月某日、練馬区内に所在する築40年以上の某マンションX03号室の居住者より、台所および脱衣場付近の天井から漏水している可能性があるとの連絡が、管理組合に寄せられました。
なお、その後は継続的な漏水は確認されていない状況でした。
2.現地確認(X03号室)
連絡を受け、X03号室の台所天井に設置されている点検口から内部を確認したところ、スラブ(鉄筋コンクリート構造床)下面に漏水の形跡が認められました。
この状況から、上階Y03号室の排水設備に起因する漏水の可能性が高いと判断しました。

ファイバースコープで調査しましたが、台所排水管付近、腐食してます
3.上階住戸への聞き取り調査(Y03号室)
後日夜間に、Y03号室を訪問し、居住者へ聞き取りを実施しました。
その結果、漏水発生日に台所の洗い場に水を溜め、一度に排水したとの証言があり、この行為が漏水発生の要因である可能性が示唆されました。
4.再現確認および調査結果
実際にY03号室の台所洗い場に水を溜めて排水したところ、以下の事象を確認しました。
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X03号室台所のレンジフード付近(脱衣場と隣接するスラブの脆弱部)から漏水を確認
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スラブ天井面からの漏水も同時に確認
詳細調査の結果、Y03号室の台所下部に設置されている排水パイプが破損しており、そこから漏水していることが判明しました。
スラブから水漏れしてます
5.契約範囲および今後の対応について
本件については、漏水原因調査のみを業務範囲として受託しました。
今後、Y03号室の排水パイプ修理およびX03号室天井の復旧工事を実施する場合には、両住戸の協力が必要となります。
管理組合への確認によれば、X03号室およびY03号室はいずれも賃貸契約であり、賃借人は異なるが、同一オーナーが所有している部屋とのことから、居住者間の調整は比較的円滑に進む可能性が高いと考えられます。
しかしながら、諸事情により、今回は調査業務のみの対応となりました。
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